- 要望通りの間取りだけれど、これで良いのか自信が無い
- 全体の間取りは気に入っているが、家事動線はこれで良いのだろうか。
- 間取り決定の時期が迫り、要望通りの間取りで暮らしやすいのか不安になってきた。
そんなあなたの間取りの悩みを解決します!
「みゆう間取り相談室」に届く間取りの悩みは5つの段階に分類できます。最後が「要望通りの間取りだけれど、これで良いのか自信が無い。」というタイプの悩みです。
要望通りの間取りなのに不安が伴う人たちがいることを、間取り相談を行うようになって初めて知りました。では、なぜ要望通りなのに間取りに不安になるのでしょうか。
みゆう間取り相談室は、間取りに自信を持てない方たちの不安を取り除くアドバイスをします!
要望通りの間取りなのに間取りに自信を持てない理由
要望を叶えている間取りなら不安になる必要はないのでは?と思いがちですが、この「要望通りの家」というのがネックなのです。
自宅訪問アドバイスをしているインテリア相談で「自分たちの要望で取付けた棚が使いにくい」「間取りも変更しなければ良かった」という悩みをよく聞きます。
住宅メーカーとしては要望通りに工事を行っていますが、使いやすいか否かということまで「提案しないことが多い」ようです。
みゆう
つまり、その間取りが住みにくかったとしても「建築主の要望通りの家を作った」のであれば住宅メーカーの不手際ではありません。つまり、住宅メーカー側としても要望に忠実に家を建てれば責任を回避できるでしょう。
「要望通りの家」が正しいとは限らない。
だからこそ不安に感じている相談者が多いということですね。その不安を解消するために、家づくりのプロからこの間取りで大丈夫なのかチェックをしてほしいようです。
1.要望通りの間取りだが、住宅メーカーからの提案が無くて不安。
相談者の話を伺うと、住宅メーカーの設計者は「建築主の要望に忠実」で真面目、要望を間取りに反映させるために頑張ってくれているそうです。間取りを見れば私も分かります。
ただ、相談者が欲しいのは、自分たちの「要望通り」の家を住みやすくする「プロの提案」なのです。「洗面所を広くしたい」という要望の間取りを見たときに、通路のような空間で面積が広いだけの洗面所だったことがあります。
その間取りは「洗面所を広くしたい」という要望には答えていますが、「洗面所を広くしたい理由」に対する検討や提案がありません。「要望通り」だけれども使いやすい間取りかどうか自信が持てないという理由も良く分かります。
2.要望通りだけれども、家事がしやすい間取りなのか自信がない。
間取りは気に入っているけれど、家事がしやすいのか、収納が足りているのかアドバイスが欲しい、というご相談も多いですね。
注文住宅といってもキッチン周り、洗面所周り、収納計画は、一般的な配置で設計を進める事例が多いようです。
女性の設計者は増えたとはいえ、やはり設計者も営業担当者も男性が多く、家事と間取りに関するアドバイスが物足りなくて不安になる方もいるようです。
3.要望通りの間取りで正しいのか知りたい。
間取りが正しいかどうか判断するのは建築主自身です。
でも建築主は家づくりに関しては初心者で、住宅設計の素人なのにも関わらず判断を迫られます。正しいか否かというより、納得できるかどうか、なのですが、自分たちの判断にプロの意見で背中を押してもらいたいのだということも分かりました。
私は良いと思う間取りに対してはどの部分がどのように良いのか明確にお伝えしています。
また、自分ならどのように改善するか、という点も伝えます。
その上で、相談者が「自分たちの考えで正しい」と思えるように導きます。
自分たちの暮らしに合うと思う、ということが分かると皆さんほっとしていますね。
要望通りの間取りだが自信が持てない!3つのお悩み事例
「要望通りの間取り」ではあるので、自分たちが暮らしやすいか答え合わせをして欲しいという相談者さんたち。「みゆう間取り相談室」で聞いてきた具体的な悩み事例を3つ紹介します。
1.自分たちの希望を聞いてもらった間取りが良いのか心配
要望通りの間取りだけれど自信が持てないという悩み事例、ひとつめは「この間取りで良いのか自信が持てない」というAさんからのご相談です。
Aさん
お子さんが大きくなるまでの子ども部屋の使い方、将来的にどのように過ごしたいか、など。
理由を話すことで「私たちにとって暮らしに大切なこと」がAさんにも少しずつ見えてきたようです。Aさんにとって家事がしやすく家族が暮らしやすい間取りを提案できました。
Aさん
みゆう
2.自分たちで間取りを作ってみた!プロの意見でアドバイスが欲しい
要望通りの間取りだけれど自信が持てないという悩み事例、2つめは「自分たちで作った間取りにアドバイスが欲しい」というBさんからのご相談です。
Bさん
みゆう
また、洗面所とキッチンが近い間取りでしたが、洗濯動線の悪さが気になりました。確認をすると「キッチンと洗面所が近い方が家事動線が良いと思っていた。」とのこと。洗濯の仕方、洗濯物を干す場所などについてもヒアリングをして家事動線の良い間取りを提案しました。
Bさん
みゆう
実は、この相談の後、自転車置き場が必要であるため家を少しコンパクトにしなければならなくなった、という追加のご提案依頼も頂きました。
面積を減らす上でも自分たちにとって大事なことが見えていましたので、すぐに対応できましたね。
新しい家での生活が具体的に想像できるようになった。これは本当に大事なことです。そして家づくりが楽しくなったようで本当に良かったです。
3.気に入っている間取りだけれども、家事動線が良いのか自信が無い
要望通りの間取りだけれど自信が持てないという悩み事例、3つめは「気に入っている間取りだけれども、家事動線が良いか自信が無い」というCさんからのご相談です。
Cさん
ヒアリングをして気になったのは、洗濯機置場とファミリークローゼットを近接させて洗濯動線を良くしたいという要望がありましたが、洗濯物を畳むのはリビングだと言われていたことです。それは初めて気づいた、とCさん。そうすると、一度洗濯物をリビングに運んでファミリークローゼットに戻すことになります。その視点を踏まえて、元の案を活かした間取り提案をしてみました。
Cさん
みゆう
要望通りの間取りなのに自信が持てない、という時にはどうしたらよいか?
「要望通りの間取り」なのに自信が持てない、と悩むときは住宅メーカーさんにアドバイスを求めても期待する回答が得られないことがあります。
おそらく今の状況に至るまでにたくさん対話を重ねて、要望のヒアリングをしているはずですから。あとひと押しが欲しいのであれば、やはり「みゆう間取り相談室」のような第三者の専門家にアドバイスを求める方が良いと思います。
大事なのは、なぜその要望の間取りにしたいのかという理由です。
自分たちで考えるのはなかなか難しいことですので、「みゆう間取り相談室」ではヒアリングを通して、要望の「理由」と改善方法を引き出します。
考え方が導き出せたら、この先の決断は早いと思いますよ。ぜひ「みゆう間取り相談室」をご利用くださいね。
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