- 家づくりの勉強不足で、どのような間取りが良いか分からない
- 自分たちの建てたい家のイメージがわからない
- 急いで間取りを考える必要があるが、どのような家が良い間取りなの?
そんなあなたの間取りの悩みを解決します!
「みゆう間取り相談室」には、住宅メーカーに依頼する間取りとは別に、自分たちの暮らしに合う間取りを作ってほしいという依頼も届きます。
「自分たちに合う間取りを知りたい!」というご要望の場合は、1から間取りをつくることも可能です。みゆう間取り相談室では、ヒアリングから「自分たちが住みたい家のイメージ」を引き出し、間取りのご提案をします。
「自分に合う間取りが分からない」という間取り相談事例
主婦・母目線で住宅設計をしている女性一級建築士みゆうがはじめた「みゆう間取り相談室」。
相談者から届く間取りの悩みは大きく5つのタイプに分類できます。そのひとつめが「自分に合う間取りが分からない」というお悩みです。
「自分に合う間取りが分からない」ので1から間取りを作ってほしい、というご依頼は、間取りに対する提案が少ない住宅メーカーであったり、建築条件付きの土地を購入したりする人が多いようです。
住宅メーカーに勧められるままに家を建てて良いのか不安だという声もありました。
それでは1から間取りを作ってほしいというご依頼の事例を3つ紹介します。
1.土地に対してどのような家を建てたら良いかわからない
「自分に合う間取りが分からない」ので1から間取りを作ってほしいという間取り相談事例。ひとつめは「土地に対してどのような家を建てたら良いか分からない」というAさんからのご相談です。
近々土地購入予定です。契約予定の住宅メーカーと話をしていますが、やや適当さを感じて不安です。建てる家に対して敷地が広いので、どのような配置で、どのような家を建てたら良いか知りたいので、間取りを作成してもらえませんか?
予定している建物面積に比べて土地が広く、羨ましい限りです。
ただ、家庭菜園をしたい、車を複数台とめたいとのご要望でしたので
・できるだけ東西に長い配置の間取り(南から日を入れられる)
・車庫はできるだけすべて同じ向きで配置
・家庭菜園を確保しながら、暮らしに快適な庭をつくる
というポイントを抑えて配置計画をしてみました。
東西に長く配置する「外形」を定めてから、日常過ごす部屋を南向きで心地良く過ごせるように間取りを作成しました。
車庫の位置のイメージができ、道路から目隠しできる配置となっているのでとても参考になりました。一階の間取りについては玄関からリビングへの動線、洗濯動線が考えられていて、これは参考にしたいです。子ども部屋を各室設けず、オープンにして家具で仕切るというアイディアに一番感動しまして、これは取り入れたいと思っています。
近ければ、完成まで相談を依頼したいくらいでしたが、遠方ということで残念です。このようなステキな間取りを考えて頂き、本当にありがとうございました。
住宅メーカーの提案する間取りにワクワクしない、というお悩みも伺います。この後、ご夫婦で間取りについて会話するのが楽しかったそうです。間取り提案で大事にしているのはこの「ワクワク感」です。その場所から何が見えて、どんな風を感じるのか。心地良い暮らしがイメージできる間取りをつくるようにしています。
2.我が家に合う間取りが分からない
「自分に合う間取りが分からない」ので1から間取りを作ってほしいという間取り相談事例。2つめは「土地はあるのですが、我が家にあう間取りがわからないので間取り提案してほしい」というBさんからのご相談です。
元気な子どもが4人います。自然とリビングに子どもたちが集まり、広々のびのびとした家で家族仲良く暮らしたいなと思っています。洗濯物も多く、畳むのが大変なので全員分が収納できるファミリークローゼットが欲しくて、ランドリールームもいいなと思っています。絶対の条件は「平屋!」です。
南北が短く東西に長い敷地でした。車庫の位置はほぼ指定されていましたので、残ったスペースで庭を確保できる配置で計画しました。
広いLDKと庭の関係、平屋でありながら家事動線を集約させた間取りでご提案しました。家族が多くストックする食品も多いようでしたので、バックヤードの収納はかなり充実させています。
素敵な間取りの提案をありがとうございました。収納もたくさんあってとても良いです。また何かありましたらご相談させてください。
平屋建ては南側の日当りの良いゾーンに全ての個室を持ってくるのが難しいのですが、B様の場合は「子どもはできるだけリビングに集まってほしい」という要望でしたので、個室は小さめで北側・西側に配置しました。ポイントは洗濯物を干す場所。外から見えにくく、家事動線と連続させる外干し空間と、南向きで室内干しにも適したランドリールームの関係がこの家の一番の家事ラクポイントだと思っています。
3.最初に基準とする間取りを作ってほしい
「自分に合う間取りが分からない」ので1から間取りを作ってほしいという間取り相談事例。3つめは「建築主主導で間取りを決める住宅メーカーなので、基準となる間取りを作ってほしい」というCさんからのご相談です。
建築主主導で間取りを決める安さが魅力の住宅メーカーなので、どこまで間取りに注力してもらえるか不安です。そのため基準となる間取りの作成をお願いします。
奥様のお母さまと同居する家なので、二世帯で気を遣わずに済む配置を考えました。
ヒアリングシートを見た段階では、お母さまの部屋とリビングと一体になる間取りが良いのかなと思っていたのですが、オンライン通話で確認すると「音や明かりで気を遣わずに済むよう、壁でしっかり分けたい」とのこと。面積の関係上、リビングダイニングをあまり広くできないようだったので、2階にテレビをみたり読書をしたり、将来的にはワークスペースにもできるサブリビングを設けました。
私たちの希望や状況を細かく聞いて下さって、ワクワクする間取りを提案いただけたと思います。自分たちになかった視点でアドバイスをいたただけて、とても参考になりました!サブリビングの発想はとても嬉しかったです。
最近、夫婦のどちらかの片親と同居する家を建てたい、という事例は増えている気がします。これから同居をはじめる場合は、暮らしていくうえでお互いの気を遣うポイントが分からないこともありますので、家のいくつかの場所に「居場所」をつくる提案もしています。
どんな間取りの家が自分たちに合うのか分からない時には?
1から間取りを作成した相談事例を紹介しましたが、これらの事例は「みゆう間取り相談室」のヒアリングによって「どんな間取りの家に暮らしたら良いか」を引き出しています。
もし自分たちがどんな間取りの家を作れば良いのか、どんな暮らしがしたいのか分からない時にオススメの方法を教えます。
「今の家での暮らし」から考える
それは、まず「今の家での暮らし」から考えることです。
新しい家から考えようとすると、なかなかイメージができないこともあります。まずは身近なところから。
今の家の好きなところ、不満に感じているところ。
そして、なぜ家を建てるの?
今自分たちの目の前にある生活を見直すことで、どのような暮らしをする家を建てるのかが分かるようになります。知らないこと、分からないことからはじめるのではなく、知っているところからはじめる。
そうすると身近な生活にある「心地良さ」や「不満」を見落とさずに新しい家の間取りが作れます。
1から間取りを作るご依頼での注意点
「みゆう間取り相談室」では、お手頃価格の1回限定間取り相談を利用する方が多いのですが、1から間取りを作るご依頼の場合はヒアリングシートに回答して頂くだけではなく、次の情報を事前に用意してください。
・敷地の法的条件
・住宅メーカーの仕様、工法
・施工床の算定方法
それぞれの住宅メーカーで工法、仕様が異なるので、情報が不足するとご提案した間取り通りで家が建てられないことがあります。
工務店さんの場合は木造在来もしくは木造2×4のことが多いのである程度想定して間取りを作成できますが、広い空間はNG、オーバーハング(2階の方が1階よりも張り出している)がNGという住宅メーカーもあります。
またキッチンやユニットバスのサイズも決まっていることがあります。
「施工床」というのは、建物の価格を算定するときに使う住宅メーカー独自の面積計算方法です。法的に使われる「床面積」では吹抜けや、条件を満たすロフトは床面積に含みませんが、「施工床」では吹抜けやロフトも面積換算に含まれます。
床面積は希望通りだったけれども、大きな吹抜をつくることで施工床が増えて予算オーバーしました、ということもあります。
せっかく気に入った間取りができたのに、住宅メーカーの仕様でダメでした・・・とならないよう、できるだけ事前に資料を集めておきましょう。
自分たちに合った家をつくるには
契約している住宅メーカーがあるけれど、自分たちに合った家を作りたい。そのような方は「みゆう間取り相談室」にご相談ください。
また、契約している住宅メーカーが決まっていない場合は「みゆう設計室」が住宅設計を請け負うことも可能です。
みゆう設計室は、建築主に寄り添い、家事や育児負担を軽減させる家を設計します。みゆう設計室の家づくりについて知りたい方はぜひ公式ホームページをご覧ください。
家事ラクな間取りを作るには
Instagramもチェック!
みゆう間取り相談室のインスタグラムはフォロワー1.3万人突破!!家事ラク間取りを紹介するだけではなく、家事ラク動線を動画で紹介したり、家づくりに関連するアンケートや質問にお答えしたりしています。